なぜアルバイトをすぐに辞めてしまう若者が増加しているのか

近年、せっかく入社したのに、すぐに退職してしまうアルバイトが増えています。面接や準備のコストを考えると、アルバイトとしても、企業としても、非常にもったいないですよね。この問題を、「最近の若者は忍耐力が無いから」という言葉で、片付けてしまうのは簡単です。しかし、企業側にも、なにか出来ることがあるのではないでしょうか? しっかりと早期退職の原因を考え、アルバイトの定着率を上げるよう対策をする必要があると思います。

一番の原因は人間関係

早期退職の代表的な理由は、人間関係の不調です。アルバイト先に上手く馴染むことができずに、辞めてしまう人が多いようです。アルバイトとして入ってくる人たちは、何も知らない環境に飛び込んでくるわけですから、最初は誰しも緊張しています。そのため、最初は、こちらから積極的にコミュニケーションをとるようにしましょう。特別なことをしろと言っているわけではありません。明るく挨拶してみたり、相手の挨拶に笑顔で返してあげたり、そんな些細なことだけで、アルバイトとしては、かなり気持ちが楽になるはずです。

無茶な仕事は不信感を抱かせる

人間関係以外にも、配慮が必要です。例えば、無茶な仕事を振らないこと。ちゃんと教えていないにも関わらず、簡単な指示を出しただけで、新人を一人でレジに立たせるようなお店もあるようですが、そういった行為は、アルバイトに不信感を与えるだけです。最悪の場合、それがトラウマになって、自信を失ってしまう可能性すらあります。とにかく実戦経験を積むことが大切だという意見の人もいるでしょう。しかし、アルバイトが自信を持って作業をこなせるようになるまで、丁寧に指導してあげるのが企業の責任だと、私は思います。

事前の情報との食い違いは、できるだけ避けよう

いざ入社してみて、面接時に提示された条件とギャップがあったら、どう思うでしょうか? 少なくとも、仕事に対するモチベーションは下がりますよね。分かりやすいのが、シフトの問題でしょう。面接のときは、週3日という約束だったのが、いつの間にか週4日になっていたとしたら、企業への信頼が失われ、最悪辞めてしまう人も出てくるかもしれません。仕事は、助け合いです。誰かが抜けることになったら、他の人がその穴を埋めなければなりません。ですが、そういったしわ寄せがアルバイト一人に向かうことのないよう、特に最初のうちは、周りのケアが必要になってきます。